ワシントンD.C.(Washington, DC)の連邦議会議事堂の会見場で、記者の指にとまるフィンチ(2007年12月17日撮影)。(c)AFP/Tim SLOAN 【2月18日 AFP】学習過程をひもとくために行われた実験で、「思春期」の小鳥の脳が、成鳥のさえずりを初めて聴いた時に変化したことが確認されたとする論文が、17日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に掲載された。 思春期におけるたった1度の経験が即座に若い脳の構造を変化させ、異なる機能を持たせる可能性があることが明らかになったと、研究を行った米デューク大(University in Durham)のリチャード・ムーニー(Richard Mooney)教授らのチームは説明している。 鳥類でも、人類でも、一定の行為を行える能力を獲得することは、生き残る上で極めて重要だ。例えばオスの鳥は、正確に歌う能力を身につけなければ、つが