こどもの頃、消しゴムは一番みじかな文具であり、おもちゃでもありました。 彫ったり、転がしたり、集めたり、友達に自慢したり。スーパーカー消しゴムでレースをしたこともありました。お小遣いを片手に文房具屋さんへ行き、ズラリと並ぶ消しゴムに目をキラキラと輝かせながら、お気に入りのひとつを手にしてきたことが記憶に残っています。 今回ご紹介する「SEED 大けしごむ展」では、私たちにそんな楽しい思い出を創りつづけてきたメーカーである、株式会社シードにスポットを当てます。 日本人なら誰もがきっと見たことがある「文房具」があります。その名は「レーダー」。 名前は知らなくても、青いスリーブの「これぞ標準的な消しゴム」という風合いを持ったデザインのパッケージをご覧になれば、きっとみなさんは思い出されるはず。昭和43年に登場し、世界的に大ヒットした、丈夫で良く消えるプラスチック消しゴムの代名詞。それが空色のスリ
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