敬語は不要ではないか。誰もがそう思う一瞬があるだろう。けれど、なくならない。それには理由がある。 anond.hatelabo.jp 敬語がなければ、日本語が日本語にならない。なぜかといえば、敬語は日本語文法の中にしっかりと食い込んでいるからだ。だから、敬語は本来文法知識として整理して教えるべきなのだが、なぜだか国語教育ではそういう扱いをされていない。おい、言語学者!なにをやってる! 敬語(デジタル大辞泉) 話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現。日本語では敬意の表し方によって、ふつう、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種に分けられる。敬譲語。→尊敬語 →謙譲語 →丁寧語 →待遇表現 これ、ちがうからね。いや、確かに「敬意を表す」場面で使われる。けれど、それが何のためにという説明が根本的に抜けている。目的がわからないから、「敬意は態度と気遣いで示せばいいやろ」というような誤