起業家や経営者を含め、ビジネスをしていると必ず失敗する場面に出くわします。どれだけ大成功を収めている起業家であったとしても、その裏には数えきれないほどの失敗があります。 このとき、ビジネスでは当然ながらそれなりに頑張って事業に注力する必要があります。ただ、うまくいかない事業に対して、あなたはどのような判断を下すでしょうか。「これだけお金や労力をかけたし、いまさら引き返せない」と考えてしまうでしょうか。 これを、マーケティングの世界ではサンクコスト効果(サンクコストの呪縛)といいます。もったいないという心理が働き、ダメなことに時間やお金を費やすことでさらに失敗が加速していくのです。 心理学ではコンコルド効果とも呼びますが、「サンクコスト=コンコルド効果」だと考えれば問題ありません。そこで、マーケティングで重要な「サンクコストの罠を回避する思考法」「コンコルド効果をビジネスにうまく取り入れる方