Webサイトを中心に組み立てられる広告キャンペーンも多くなった。そこでは、マス広告からリスティング広告、キャンペーンサイトへという展開が一般化しつつある。人々の情報行動、購買プロセスが変わる中で、インターネットとマスメディア双方の特性を生かした新しい広告キャンペーンのあり方が求められている。その中で、新聞広告の効果的な使い方とは何か。事例と最新調査から探った。 最近の広告キャンペーンは、マス広告からリスティング広告、そこからキャンペーンサイトへ、という形が一般的になりつつある。KDDIと東京電力が6月からスタートさせた「ひかりone」キャンペーンでは、リスティング広告(注)への誘導に新聞広告が本格的に使われた。その結果は、どのようなものだったのだろうか。リスティング誘導における新聞広告の特長と最近のキャンペーンのあり方について、KDDIマーケティング本部宣伝部長の村山直