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web2.0と書評に関するspacejunkyardのブックマーク (3)

  • 極東ブログ: [書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)

    対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍

  • The World *IS* Flat - アンカテ

    書で一番印象に残ったのは、著者がこのを書くのに使ったデルのInspiron 600シリーズノートパソコン製造番号9ZRJP41がどのように製造されたのかを、デル自身に調査を依頼して書かれたレポートだ。 そのレポートは、著者自身が、2004年4月2日にデルに電話をして、セールス担当のムジュテバ・ナクビ(コールセンターはインドにある?)にオーダーする所からはじまる。その注文は、マレーシアのペナンにあるデルの工場に流れ、工場の隣にある部品の物流センターから必要な部品が工場に送られる。 インテル・マイクロプロセッサーは、フィリピン、コスタリカ、マレーシア、中国のいずれかのインテル工場から出荷される。メモリーは、韓国企業(サムスン)の韓国工場または、台湾企業(ナンシャ)の台湾工場、ドイツ企業のドイツ工場、日企業(エルピーダメモリ)の日工場のいずれかから供給される。グラフィックカードは、中国

    The World *IS* Flat - アンカテ
  • 「みんなの意見」は案外正しい ジェームズ・スロウィッキー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「群集心理」なんて言葉に代表されるように、一般的に集団は個人を愚かにしたり、狂わせたりするものだと思われている。 また、その一方で僕らは専門家の意見を必要以上にあてにする傾向がある。 このはそんな常識のあやまりを正してくれるであり、Web2.0的「集合知の利用」ということを再度、考えさせてくれる意味でおすすめだ。 スロウィッキーは、賢い集団の特徴である4つの要件として以下をあげている。 多様性:それが既知の事実のかなり突拍子もない解釈だとしても、各人が独自の私的情報を多少なりとも持っている独立性:他者の考えに左右されない分散性:身近な情報に特化し、それを利用できる集約性:個々人の判断を集計して1つの判断に集約するメカニズムの存在 この4つの要件を満たした集団は、正確な判

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