化粧をしていない「すっぴん」のときと、化粧をしているとき、肌は状態が違います。 化粧には、肌を保護する働きがあります。 日中の刺激、例えば紫外線やほこり、大気汚染、こすれなどの物理的刺激から肌を守る他、肌の水分蒸散を防ぎ、乾燥から肌を守る働きもあります。 逆に、下地やファンデーションなどを付けない、すっぴんのときは、日中の刺激を肌が直接受け、水分蒸散が過剰に起きて乾燥していきます。 乾燥状態が続くと、代償的に皮脂分泌が増え、肌が脂ぎってくるようになります。 つまり、日中に化粧をしているときは、すっぴん状態に比べて肌の水分蒸散が抑えられ、皮脂の量が過剰にならない状態が保たれているといえます。 化粧をしたまま寝てしまうと、やはり肌によくないのでしょうか。 また、「化粧をしたまま寝る=顔に汚れた雑巾を載せて寝るようなもの」とよく聞きますが、これも正しいといえるのでしょうか。 化粧は先の通り、日中