SPFとはSender Policy Frameworkの略称で、メールの送信アドレス(正確には送信ドメイン)を偽っていないかをチェックするための仕組みです。 パソコンや携帯に自分のメールアドレスから迷惑メールが送られてきた・・・なんて経験がある方も多いのではないでしょうか? メールを送信する場合、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)というプロトコルを使用するのですが、このプロトコルでは差出人(from address)を自由に設定することができます。迷惑メールではこれを利用しているのです。 SPFとは上記のようなことを防ぐための仕組みで、DNS利用して差出人の正当性を確認します。 具体的にはメールを受信する際に以下のような流れでチェックが行われます。 1.受信サーバが、差出人アドレスに記されたドメインのDNSからTXTレコードを取得する 2.TXTレコー