天才・鈴木清順、日活追放の原因となった問題作『殺しの烙印』。とりわけ社長の堀久作は、主人公が飯の炊けるにおいに異常な執着を見せる描写が気に入らなかったとのこと。常識人としてのあなたのお怒りはごっもともだが、俺ぁ飯の炊けるにおいが大好きなんだよぉ! 作品情報『殺しの烙印』 1967年/日本/91分監督:鈴木清順脚本:具流八郎撮影:永塚一栄音楽:山本直純出演:宍戸錠/小川万里子/真理アンヌ/南原宏治参考 殺しの烙印 – Wikipedia 解説すべての殺し屋がランキング化された世界を舞台に、その頂点を虎視眈々と狙うナンバー3の花田五郎が、たった一度の失敗から組織に命を狙われる恐怖と戦いを描いた和製ノワール映画です。 監督は『東京流れ者』『けんかえれじい』の鈴木清順。公開時のキャッチフレーズは「色、欲、裏切り…むせかえる肌と硝煙が奏でる殺しのシンフォニー!!」。 主演は『拳銃無頼帖』シリーズの宍