20年以上、国内外の選挙の現場を多数取材している、開高健ノンフィクション賞作家による“楽しくてタメになる”選挙エッセイ。 前回の第30回では、選挙取材歴20年の畠山氏をして「嫉妬した」と言わしめる現在17歳、高校2年生の本気の選挙・政治論をお伝えしました。 今回は昨日、1/31(日)に投開票が行われた注目の埼玉県戸田市議会議員選挙の最速レポート! 昨年の東京都知事選挙でも注目を集めた「彼」の選挙を追いました。 自身2回目の選挙で当選したスーパークレイジー君。(撮影/畠山理仁) 公明党、日本維新の会、日本共産党など国政政党が支援する候補者たちも落選した みんな「負ける」と思っていたのだろうか? 1月31日、埼玉県・戸田市議会議員選挙の投開票が行われた。すべての開票作業が終わった2月1日午前0時58分、私が「スーパークレイジー君、戸田市議会議員選挙で当選」とTwitterに書き込むと、多くの人