コロナ禍を機に自宅を引き払い、完全にホテルで暮らす生活を始めた女性がいる。都内のIT企業に勤める、やよぴさんだ。なぜ思い切った行動に及んだのか、話を聞いた。(共同通信=中村彰) やよぴさんが働く会社は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月にフルリモート体制になった。それまでは仕事の忙しさから、会社から徒歩圏内に住んでいた。たまたま部屋の契約更新時期を控え物件を探していたが、「会社の近くでなくてもよくなった」と、広いエリアを検討。そんな時に月決めなど長期のプランを安く提供している予約サイトを見つけ、「あ、ホテル暮らしっていう選択肢もあるのか」と思い付いた。 周りに短期のホテル暮らしをしている友人が何人かいて、手間や費用を教えてもらい、「現実的にできそうなイメージが湧いてきた」という。7月から2カ月の間、週に数日、都内のホテルに泊まりテスト。「いけそう」という感触をつかみ、9月に自宅を完全に
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