【ロンドン=角谷志保美】英BBC放送の元人気司会者で、死後、少女らへの性的虐待が発覚したジミー・サビル氏について、BBCの独立調査委員会は25日、被害者は少なくとも72人に上り、最年少は8歳だったなどとする報告書を発表した。 著名人を「聖域」扱いする組織内の体質が半世紀に及ぶ虐待を許してきたと指摘されたことを受け、BBCは被害者に謝罪した。 同氏は1960年代から2007年までBBCで子供や若者が対象の人気番組を担当、90年にはナイトの爵位を授与された。11年に84歳で死去している。
Coverage of a court case about a 50-year-old woman whose determination to refuse treatment after a failed suicide attempt was dubbed by newspapers as an issue about “the right to die”, angered some readers. The case of the woman, identified only as C, was heard in the court of protection on 13 November 2015, where King’s College Hospital sought a judgment that C lacked the mental capacity to decid
前回、英国の新聞メディアを規制する新たな枠組み作りへの動きと、そのたたき台となる「レベソン委員会」による報告書(昨年末発表)の内容を紹介した。 レベソン委員会とは新聞の文化、慣習、倫理を検証する独立調査委員会のことで、大衆紙での電話盗聴事件の反省を受けて、2011年夏、キャメロン首相が立ち上げたものだ。 報告書は具体的な自主規制組織のひな型を提示した。そこで、これを受け入れるのか、受け入れないのかが議論の焦点となった。「何もしない」では済まされない。数ヶ月にわたる委員会の公聴会で、さまざまな報道被害にあった人が出てきて、証言を行ったからだ。新聞界は行動を起こさざるを得なくなった。 今回は、現在までの動きを伝えたい。このエントリーの一部は、月刊誌「新聞研究」4月号掲載の筆者原稿に補足したものである。 *** 報告書は報道被害を防ぐため、法に基づく自主規制・監督機関の発足を提唱したが、法的規制
11月11日、英BBCのエントウィスル会長(写真)が就任わずか2カ月で引責辞任したのを受け、監督機関会長は「BBCは抜本的に改革しなければ破滅もあり得る」と警告。写真は10月撮影(2012年 ロイター/Andrew Winning) [ロンドン 11日 ロイター] 英BBCのジョージ・エントウィスル会長は10日、未成年者への性的暴行疑惑をめぐる誤報の責任を取り、就任からわずか2カ月で辞任すると明らかにした。これを受け、監督機関であるBBCトラストのクリス・パッテン会長は11日、BBCが抜本的に改革しなければ破滅もあり得ると警告した。 問題となった報道は同局の看板番組「ニューズナイト」が放映したもので、1970年代に性的暴行を受けたとする男性の話から、加害者が元政治家だったと伝えた。男性は9日、加害者が別人だったと認め、番組側も男性に元政治家の写真を見せるなどの確認作業を怠ったことを認めた。
8月3日、元ビートルズのポール・マッカートニーさんの前妻ヘザー・ミルズさんが、英トリニティ・ミラーの記者から電話を盗聴されていたと、英BBCが報じた。ロンドンで2008年3月撮影(2011年 ロイター/Stephen Hird) [ロンドン 3日 ロイター] 英BBCは3日、ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーさんの前妻ヘザー・ミルズさんが、英タブロイド紙「デーリー・ミラー」を発行するトリニティ・ミラーの記者から電話を盗聴されていたと報じた。 英メディアの盗聴問題をめぐっては、米ニューズ<NWSA.O>傘下の日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドが犯罪被害者らへの盗聴事件によって廃刊となったが、さらに他紙にも疑惑が拡大する可能性が出てきた。 BBCによると、ミルズさんが盗聴されたのは、結婚前にマッカートニーさんが留守番電話に残したメッセージ。2人は2002年に結婚し、4年後に破局
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