【サンパウロ時事】今年1月に約25万人が死亡する大地震に見舞われたカリブ海の島国ハイチの北部でコレラが流行し、保健当局者は21日、過去数日間で1500人が感染し、既に135人が死亡したと語った。AFP通信が伝えた。 コレラは首都ポルトープランスの北方100キロにあるサンマルクで発生し、犠牲者は中部から北部へ流れるアルティボニト川の流域に集中。ただ、地震の被災者が多く暮らす首都やその周辺では、まだ大きな被害は出ていないという。 地震後の復興が遅れているハイチでは、被災者が劣悪な衛生環境下での生活を余儀なくされ、感染症のまん延が懸念されていた。現地の医師はAFP通信に対し、「下痢が集団発生し、あらゆる年代の患者が死亡している。感染地域の水質が原因だ」と語った。 【関連記事】 【特集】ハイチ大地震取材体験記〜被災地の1週間〜 【特集】ハイチ大地震から半年 日赤チームリーダーに聞く
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