厚生労働省は16日、2009年度の医療費動向調査の結果を発表した。医療保険と公費から支払われた概算医療費は前年度比3.5%(約1兆2000億円)増の35兆3000億円となり、7年連続で過去最高を更新した。高齢化の進展に加え、医療技術の高度化が医療費膨張の要因となっている。 70歳以上の高齢者医療費は4.6%増の15兆5000億円となり、全体の44.0%を占めた。この構成比率は統計を取り始めた2000年度(37.7%)から上昇を続けている。 【関連記事】 ・ 〔写真特集〕スモーカーはつらいよ〜世界たばこ事情〜 ・ 【Off Time】舘ひろしさん、禁煙のススメ ・ 【動画】舘ひろしさんが女子高で禁煙を講義 ・ 【特集】健康になりたい!メタボにはこれが利く ・ 【特集】伝統の健康食品・梅干しパワー