[ワシントン 8日 ロイター] 米空軍がイラクやアフガニスタンで死亡した兵士274人以上の遺体の一部を焼却し、バージニア州のごみ埋立地に処分していたことが、米紙ワシントンポストの調査報道で分かり、厳しい非難の声が上がっている。 処分された遺体には、激しい爆発に巻き込まれ、体からちぎれてしまった遺体の一部も含まれている。 米空軍では先月、この遺体の処分方法を認めていたが、2008年に廃止したとしていた。 国防総省の高官は記者会見の中で、記録が残っていない2003年以前にも同様の事案があったかについては不明だとした。 米空軍によると、体からちぎれてしまった遺体の一部の取り扱いについては、遺族側が軍の権限を認めているものの、遺体が焼却された上、ごみ埋め立て地に処分されていたことは知らされていなかったという。 この事案をめぐって、軍はこれまでに関係者の解雇処分は行っていないが、パネッタ国