長男(42)を自宅のおりに閉じ込めたとして父親の山崎喜胤容疑者(73)=兵庫県三田市広沢=が逮捕された事件で、三田市の森哲男市長は10日の定例会見で、事件後初めて公式に取材に応じた。森市長は市側の一連の対応について検証する第三者委員会の設置を表明し、市が1月に虐待を認識しながら県警への通報が約1カ月遅れたことや、20数年間にわたり長男の状況を把握できなかった点について「見直し、改善し、反省すべき所を整理したい」と述べた。 通報の遅れについて森市長は「職員から連絡を受け、県警への告発について議論した。家庭環境が激変するよりも家族の安定が望ましいという現場の声を尊重し、タイミングを見て県警に情報提供するよう指示も出した。その時点では、適切な対応だった」とした。 ただ、「通報遅れが1カ月という長期間の上、他のやり方もあったという批判がある。真摯に受け止めて検証する」と話した。 第三者委の立ち上げ
兵庫県三田市の自宅でおりに閉じ込められていた長男(42)は、障害の詳しい程度などは分かっていないが長年、福祉サービスを受けていなかったとみられる。 大阪大大学院の蔭山正子准教授(公衆衛生看護学)は「家族が関係機関に相談したが支援を受けられず、諦めてしまった可能性もある」とし、「精神保健福祉士や看護師らが家庭に入ることが重要。病院に連れて行くのが困難なケースも多く、訪問医療の充実などが急がれる」と指摘する。 精神障害のある人の家族でつくる「兵庫県精神福祉家族会連合会」の米(よね)靖弘会長(75)は「精神障害の場合も、医療で症状は改善する。正しい情報や支援の手があれば」と声を落とす。 大阪府寝屋川市では昨年12月、両親に「精神疾患で暴れるから」とプレハブに監禁された女性(33)が死亡。両親が保護責任者遺棄致死罪などで起訴された。
鳥取県では、「博愛こども発達・在宅支援クリニック(以下「クリニック」という。)」に業務委託し、医療的ケアを必要とする小児慢性特定疾病児童等の日中における居場所の確保及びその家族のレスパイトケアを目的として、当該児童等を一時的に預かり、必要な療養上の管理、日常生活上の世話その他必要な支援を行います。 詳しくは鳥取県こども発達支援課ホームページをご覧ください。 医療的ケアが必要な児童や障がい、慢性的な疾患を抱えている児童等(以下「医療的ケア児等」という。)、またそのご家族が安心して地域で生活を送るための支援体制の構築について検討していくため、日常の医療的ケアや療養の状況等について把握するよう、アンケート調査を実施しました。 対象者 【20歳未満】 (1)鳥取県の「小児慢性特定疾病医療費医療受給者証」または「特定医療費(指定難病) 医療受給者証」をお持ちの児童等(0歳から20歳未満の者)とそのご
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く