家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」を支援している品川区子ども家庭支援センター(東京都)に、今年度から元ヤングケアラーのコーディネーター2人が配置された。支援業務に当たるのは、一般社団法人「ヤングケアラー協会」(渋谷区)代表理事の宮崎成悟さん(33)と、協会事務局長で看護師の小林鮎奈(あゆな)さん(32)。品川区によると、各地の自治体が設置する支援センターで元ヤングケアラーが業務に当たるのは、全国的にも珍しいという。【加藤佑輔】 区は2020年に支援センターを開設。ヤングケアラーや保護者らから、家庭や学校生活での悩み、将来への不安などの相談を受け付けている。区は今年4月からヤングケアラー協会に支援業務を委託。宮崎さんと小林さんが保健師や社会福祉士らと業務に当たっている。 宮崎さんは15歳の頃から、運動機能に障害をもたらす難病「多系統萎縮症」を患う母の美雪さん(21年8月に65歳で
「リベラル」と「左翼」は対立的な概念 佐藤 左派の視点から近現代史を捉え直すことが必要と考える第二の理由は、左翼というものを理解していないと、今の日本共産党の思想や動向を正しく解釈できず、彼らの思想に取り込まれる危険があるということです。問題は、最近の若い人たち――私たちからすると、「若い人」というのは40代まで含めた話ですが――は、左翼のことをあまりに知らなすぎるということです。私が最近、一番それを感じて危ないと思ったのが、数年前から噂されている「枝野革マル説」です。 池上 立憲民主党の枝野幸男代表が、警察白書で「極左暴力集団」と名指しされている革マル派のシンパであるという説ですね。 枝野氏が革マルとの関係が指摘されている総連から献金を受け取っていたことが根拠になっているようですが。 佐藤 これがありえないということは、枝野氏の出身大学である東北大学が1980年代 は中核派の主要拠点のひ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く