たんの吸引など、医療的なケアが必要な子どもたちを支援する「医療的ケア児支援センター」の設置が全国で進んでいます。広島県でも7月、東広島市に「支援センター」がオープンしました。医療的ケア児と暮らす家族は、センターに何を望んでいるのでしょうか。 【写真を見る】「とにかくこの子を助けたかった」生後3か月で気管切開 医療的ケア児の母 支援センターへの期待 広島 7月31日、東広島市の県立障害者リハビリテーションセンター1階にオープンした「医療的ケア児支援センター」。小児科医をセンター長に、専門知識を持つ3人のコーディネーターらが家族の悩みを聞き取る相談窓口です。 サービスに関する情報提供もしていて、医療・福祉・教育など幅広い分野で「医療的ケア児」と家族を支援します。 医療的ケア児支援センター 須藤哲史 センター長(小児科医) 「医療的ケア、気管切開・呼吸器で自宅に戻られた方が、家族ががんばって、な