「黙っていたらわかってもらえない」と上告する考えを示した原告の女性=広島市中区の広島弁護士会館で2023年11月22日午後3時、武市智菜実撮影 子どもの頃に受けた性的虐待が原因で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、広島市の40代女性が70代の父親に約3700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁(脇由紀裁判長)は22日、女性側敗訴とした1審・広島地裁判決を支持し、女性側の控訴を棄却した。1審判決と同様に、性的虐待による精神的苦痛を認めたが、不法行為から20年で賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用した。 【図解】性被害にあった場所 一番多いのは… 高裁判決などによると、女性は保育園児の頃から父にわいせつなビデオを見せられたり、体を触られたりした。小学4年の時に強要された性行為は中学2年ごろまで続いた。女性は10代後半から耳鳴りやめまいなどの症状が出始めた。20代以
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