新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが5類に移行して丸1年が経った。介護施設では、感染防止と規制の緩和のバランスを見極めながら入所者の生活を守っている。5類移行から1年後の介護施設の対応の変化について施設を取材した。 【画像】新型コロナ5類移行から1年… 介護施設の“対応”に変化は?施設を取材 5類移行から1年…“面会の場”に変化は?新潟県見附市にある特別養護老人ホーム「ケアガーデン新幸」。 面会をする場の光景は、5類に移行したばかりの1年前とあまり変わらず、今も家族との面会はマスクをした上でパーティションを隔てて行われていると藤井文恵施設長は話す。 「まだまだ施設の中の罹患もあったり、職員もそうだが、面会いただいた方も帰ってから熱が出て陽性だったという話を聞くと、なかなか自由な面会に踏み切ることが施設としてもできない。それまで歩けていた方が1週間寝ると、私たちは元気に回復するが、高齢者は