フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)で2日に放送された『私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~』(TVer・FODで配信中)。スイスでの安楽死を決断した母親とその家族に密着した番組だ。 【写真】最期の瞬間を迎えようとするマユミさんと夫・マコトさん 取材したのは、フジテレビ入社8年目の山本将寛ディレクター。日本では認められていない制度で、議論すらタブー視される風潮にある“安楽死”というテーマに果敢に挑み、昨年制作した『最期を選ぶ ~安楽死のない国で 私たちは~』は国内外のメディアコンクールで受賞するなど、高い評価を得た。 今回のドキュメンタリーで描かれたのは、自分が最期を迎える日決めることで、家族や周囲の人々へのケアをできる限り尽くそうとした本人の思い。ここから、安楽死に関する賛否は別にして、最期の時をどう迎えたいかについ