緊急声明 女性の人権の大幅な後退につながる 生活保護「改正」法案の廃案を求めます 5月24日、大阪市で、DV被害から逃れようとして社会的に孤立したとみられる女性と子どもが、生活に困窮した末に死亡していたことが明らかになりました。暴力から自由な人生を子どもとともに生きなおそうとしていた女性が、窓口で相談もしていながら、当然の権利である生活保護を受給できずに生きる道を断たれてしまうという、あってはならないことがこの国で起きています。命をささえる福祉制度の機能不全を目の当たりにしながら、生活保護基準が大幅に切り下げられようとしているうえ、必要としている人々の手から支援をいっそう遠ざけるような生活保護「改正」法案が、十分な審議も経ないまま衆議院を通過したことに、私たちは痛切な悲しみと怒りをもって抗議し、基準切り下げの撤回、「改正」法案の廃案を求めます。 日本における男女間の著しい経済格差は、たびか