ただ、残念ながら、これは勘違いである。 ファミレスの24時間営業は1970年代から始まっているが、それが日本社会にビタッと広まっていくのはバブル崩壊後の不景気の時代。つまり、正確に言えば「24時間営業」とは、日本経済が低空飛行を続けていくなかで生まれた「貧しさの象徴」なのだ。 今でこそ日本社会ではさまざまなサービスの「24時間営業」が当たり前になっているが、歴史を振り返ると、その方針が転換されそうな大きな出来事が2つあった。 関連記事 なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日 またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由 渋谷駅から徒歩5分ほどのと