Oracle Database 11g では、トレースファイルなどの出力先が異なっています。 これは、ADR(Auto Diagnostic Repository) 機能が追加されたためで、 今までの user_dump_dest,background_dump_dest を使用することは できません。 デフォルトでは、 $ORACLE_BASE/diag/rdbms///trace/* にアラートログが出力されます。 今までのbdump,udumpはありませんのでご注意を。。。 では、あえてトレースファイルの出力先を変更してまで追加した機能 ADR とは 何でしょうか。次回、ADR の使用方法を紹介します。