今年もJリーグが開幕する。 今年のJ1は、セレッソ大阪に加入した10’年W杯MVPのウルグアイ代表・FWディエゴ・フォルランが話題になっている。日本代表に定着した柿谷曜一朗や山口蛍を追っかけるギャル“セレ女”という言葉を耳にする機会も増えた。さらには、6月にはブラジルW杯出場と’14年の日本サッカー界は熱気に包まれそうだ。しかし、サッカーはW杯やJ1だけではない。実は、J1よりJ2に面白そうな気配が漂っているともっぱらの話題なのだ。 なかでも、3月2日から始まるシーズンの注目はFC岐阜である。そもそも岐阜はお世辞にもサッカー熱がある土地とは言えないうえに、過去3年間の成績を見てもJ2で20位(最下位)、21位、21位(全22チーム)とまったく振るわず、近年は資金難に苦しみ、チームの存続すら危ぶまれてきた。ひょっとすると、このチーム名を初めて聞いたという人も少なくないかもしれない。ところが、