先週末、男性の後輩の一人が管理職に呼び出されて注意を受けていた。 原因は彼の失言である。 我が社では、総合職採用の新人に、入社から半年間ほど一般職の担当する事務仕事をしてもらう、という慣習がある。 最近、その慣習は本当に意味があるのか、という疑問が管理職層から上がったため、総合職の若手職員に対して、「一般職の仕事をして、何が身についたか」というアンケートが取られていた。 若手職員達が「事務を知ることで仕事の全体像が見えた」や「事務仕事の時限性を掴めたので、一般職との連携のタイミングがとりやすい」等と回答する中、件の彼の回答に「一般職の女性陣との付き合い方が分かった」と言うものがあった。 奇しくも、某会長の女性軽視発言が問題になっていた最中である。 職務の中で言及する必要のない「性別」に触れたことが管理職の目に止まり、彼は呼び出されたのである。 それだけなら別に私も「それは駄目だろうなぁ」と