HTTP/3 は、自身でストリームを処理するトランスポートプロトコルである QUIC に合わせた設計になっています。 HTTP/2 は TCP を前提とした設計のため、HTTP レイヤーでストリームを処理します。
NTT東西の提供するFTTHサービス「フレッツ・光ネクスト」では、「IPv6オプション」を利用(IPv6オプションは2012年のある時期以降に新規開通した回線ではデフォルトで利用可能な状態になっている)することにより、NTT東日本、NTT西日本それぞれのエリア内でインターネットを経由しないフレッツIPv6網内折り返し通信が可能であることは、本ブログの読者の多くはご存知かと思います。 IPv6網内折り返し通信は、遅延やパケットロスが極めて少ないことや、PPPoEでのインターネット接続と比較して、スループットが高いこと、ISP契約が不要であることなどにより、安価で高品質なベストエフォートなVPN構築用回線として利用されることがあります。AS59105(HOMENOC)でも、拠点間の回線は Ether over IP トンネルやGREトンネルなどをIPv6網内折り返し通信の上で構築して利用してい
1. はじめに(HTTP/3と概要) 1.1 はじめのはじめに 1.2 HTTPのセマンティクスとバージョンの話 1.3 HTTP/3の概要 1.4 HTTP/3 と呼ばれるまでの道のり 1.4.1 Google QUICの実験 1.4.2 HTTP over QUIC、標準化の開始 1.4.3 HTTP/3への改称 1.5 標準化動向を追うために 2 QUICについて 2.1 QUIC、はじめに 2.2 QUICの概要 2.3 QUICコネクションとQUICパケットの基礎 2.4 フレームについて 2.5 ストリームについて 2.6 コネクションの確立 2.7 コネクションのクローズ (TODO)2.8 負荷分散・トラフィックのオペレーション 2.9 その他 (FEC, Multipath, LB) 2.9.1 Forward Error Correction(FEC) 2.9.2 MP
はじめに HTTPのバージョンと仕様について、個々最近の動きについて整理しておこうかと思います。 HTTPには幾つかのバージョンが有り、現在HTTP/1.1とHTTP/2が広く利用されており、HTTP/3も徐々に使われだしています。 バージョンが異なっていても、クライアントからHTTPリクエストを送り、サーバがHTTPレスポンスを返すのは変わりません。HTTPメッセージをどのようなフォーマットで送るかはバージョンによって異なりますが、HTTPメッセージが持つ意味は変わりません。 意味(セマンティクス)とは、GETリクエストやPOSTリクエスト、ステータスコード、ヘッダがどういった意味を持つかということです。 バージョンと、セマンティクスの歴史的遷移は下記のとおりです。 HTTP/1.1とセマンティクス HTTPは最初0.9から始まり、HTTP/1.0、HTTP/1.1と進んできました。 H
―分かっているようでホントは知らない―実践! ネットワーク・トラブルシューティング:ネットワーク運用管理入門(4) 本連載は「ネットワーク運用管理の基礎」について紹介していきます。読者の皆さんは、「ネットワーク運用管理」と聞くと、多分「あ、あんなことかな?」と、その実作業については何となく理解していることかと思います。この連載では、その「何となく」をもう少し体系立て、まとめることを目的とします。第4回では、さまざまなトラブルケースごとに、トラブルシューティングの考え方や方法を紹介します。 トラブルの原因を絞り込むにはどうする? 対処方法 ネットワークのトラブル事例で最も多いのが、このようなケースです。ここで問題となるのが、「このままでは対応のしようがない」ということです。ただ単に「つながらない」といわれても、その原因は無数に考えられます。その1つ1つを片っ端からつぶしていくなど時間の無駄で
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