12月24日、日本政府の2022年度一般会計予算案は、社会保障費や防衛費が膨らみ10年連続で過去最大となった。都内で8日撮影(2021年 ロイター/Issei Kato) [東京 24日 ロイター] - 日本政府の2022年度一般会計予算案は、社会保障費や防衛費が膨らみ10年連続で過去最大となった。財政規律の緩みが指摘される一方、一部の途上国のように長期金利が急上昇することもなく、それが国債発行額の累増につながるという日本的な安定を形作っている。 背景にあるのは、世界一の規模を誇る対外純資産残高による「信用」の存在とエコノミストは指摘する。ただ、止まらない少子高齢化の流れによって、その信用は将来的に大幅に縮小するとみられ、日本に残された時間は10年から20年との見方もある。限られた時間内に成長パワーを取り戻し、財政健全化の道筋を描くことができるのか。日本の財政は、時間との戦いを強いられてい

