国際通貨基金(IMF)は9日、日本銀行は非伝統的な金融政策を縮小するべきだとの見解を示した。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)と量的・質的金融緩和(QQE)政策の枠組みの撤廃と、短期政策金利の段階的な引き上げを検討するよう提言している。 IMFは日本経済に関する審査(対日4条協議)終了後に発表した声明で、YCCとQQEの枠組みは金利を中立金利以下に引き下げ、インフレ期待を引き上げるという本来の目的を達成したとした上で、「正式に撤廃することでコミュニケーションが簡素化される」と説明。IMFのインフレ予測を前提に日銀は「政策展望期間(3年間)にわたって政策金利を段階的に引き上げるべきだ」とした。 IMFのギータ・ゴピナート筆頭副専務理事は都内で記者会見し、「持続的に物価2%を達成する可能性はますます高まっているようだ」と指摘。「この30年間で初めて、物価上昇が財・サービス全般に

