新刊書店などと違い、独特の世界観を醸し出す古本屋。「どんなルールがあるかわからないため、入ってみたいが勇気がない」という人も多いのでは?そこで、古本を愛しすぎる著者が基本的な“古本屋のお作法と流儀”を徹底レクチャー。これさえ読めば、古本屋に行くのも怖くない!?本稿は、岡崎武志『古本大全』(筑摩書房、ちくま文庫)の一部を抜粋・編集したものです。 初心者が知っておくべき 古本屋の作法とは いろいろな店主から話を聞いてみると、本を棚から抜いて、それを同じ場所へ戻す仕草でその人が本当に本を好きなのかどうかが判るらしい。 松浦弥太郎『本業失格』 (ブルース・インターアクションズ・2000年) 楽器にたとえればわかると思うが、いつもその楽器を触っている人と、初めて持った人ではあきらかにそのたたずまいが違う。ミュージシャンで、平常はだらしなく、役立たずみたいに見える人が、ひとたび自分の楽器を持ったとたん

