意味やイデオロギーを求めないで表面や見た目だけを重視する時代が来ているのかもしれない。 これは、ある授業で臨時で来ていた美術論の先生が言ったことである。 そう感じることがある。 最近、ウェブでアニメ考察なるものを見ないのだ。 たしかに一部のアニメ映画では考察を見るが、基本的に内容というよりは作画手法やら3DCGのような技術論ばかりが目につく。 物語を考察するということを全く見なくなった。 とにかく見て終わりになっている。 オリジナルアニメが少なくなったからなのだろうか。 また、オタクと言われる人間たちが、アニメからスマホゲームに移っているのではないかとも感じる。 しかし、スマホゲームの考察というのは殆ど見ない。 表現技法にも、物語に対してもだ。 ガチャの確率の考察をほんのすこし見たことがある程度だ。 スマホゲームというのは表現技法や物語なんかクソ食らえで、とにかくガチャを引いてもらうコンテ