「HIFU(ハイフ)」と呼ばれる技術を使った美容の施術でやけどを負ったとして、20代の女性がエステサロンを経営する会社に賠償を求めた裁判が始まり、会社は訴えを退けるよう求めました。医師免許を持たない人によるHIFUの違法性を問う裁判は初めてとみられ、今後の審理が注目されます。 目次 原告 “一生の傷 残るリスクある” 相談の7割はエステサロンでの施術 都内の20代の女性は3年前、東京・豊島区のエステ店で医師免許を持たない人から「HIFU」の施術を受け、左足にやけどを負ったとして経営する会社に慰謝料など400万円余りの賠償を求めています。 30日、この裁判が東京地方裁判所で始まり、会社側は訴えを退けるよう求めました。 裁判記録などによりますと会社側は施術代の一部返金や治療費の一部支払いにすでに応じているということで、会社はNHKの取材に対し「主張は訴訟手続きにおいて行ってまいります」としてい