目次 10. ブロックと手続きオブジェクト これは、Rubyに数あるクールな特色のなかでもその際たるものです。 ほかの言語の中にもこの特徴を持っているものがありますが、そこでは (クロージャー などの)他の名前がついています。 でも、ほとんどの有名なプログラミング言語にはないものです。 では、このクールな新しいこととはいったい何でしょう。 それは、コードのブロック を作って(doとendの 間のコードをこういいます。)、それをオブジェクトとしてくるんで (手続きオブジェクト(proc) と呼びます。)、変数に保存したり メソッドに渡したりして、それでもって、そのブロックの中のコードは好きな時に (何度でも)実行させることが出来るという能力です。 なので、この特徴はメソッドと似ているのですが、これがオブジェクトに付属しているものでは ないところが異なります(それ自身 がオブジェクトなのです