難易度 ★★★大変 概要 キャッシュ(ブラウザがローカルに保存したファイルを使用して、WEBページを表示すること)を友好的に活用することで、ネットワーク経由でのファイルのダウンロード処理が省略され、サイトの高速化、サーバの負荷軽減に繋がります。 静的リソースのHTTPヘッダー内で、Expires(ファイルの有効期日)やCache-Control: max-age(最大経過時間)、Last-Modified(ファイル更新日)、Etag(ファイルの識別)、フィンガープリントを利用した動的キャッシュ(ファイルが変更された場合にファイル名を変更)を利用して、ファイルが変更された場合は、新規に取得し、変更がない場合はキャッシュを使うように適切に設定を行います。 まずは、各用語の説明から。ブラウザキャッシュを有効にする方法は、大きく分けると次の2種類があります。 1.ファイルの確認を行わないキャッシュ