多くのファイルシステムを読み書きできるMac OS Xだが、NTFSのサポートは「公式には」リードオンリーだ。 Snow Leopardでは、/etc/fstabにエントリを追加すると書き込みできるようになったものの(参考)、カーネルパニックが頻発するなどの副作用がある。Read/Writeは高速だが、安定性の評価も加味すると二重丸を与えられないのが正直なところ。 そこで選択肢として浮上するのが「NTFS-3G」。ユーザランド上にファイルシステムを実装する「FUSE」の機能を利用したモジュールであり、OS XではFUSE移植版の「MacFUSE」で動作する。Read/Writeの速度は/etc/fstabを使う方法に見劣りするが、安定して動作する。扱うファイルが容量の小さいもの主体であれば、NTFS-3Gを利用してRead/Writeしたほうが無難だ。 NTFS-3Gの最新バージョンは、1