東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)のグループ会社であるジェイアール東日本メカトロニクス(株)と(株)ジェイアール東日本企画は25日、共同で自動改札を利用した電子ペーパーによる広告の公開実証実験を開始した。JR恵比寿駅において、3月23日までの4週間の公開実験を実施する。また同日、プレス関係者を集めて実際に電子ペーパーの広告を付けてデモンストレーションを実施した。 この実証実験は、富士通(株)と(株)日立製作所がそれぞれ開発した電子ペーパーディスプレーを隣の改札同士に並べて比較評価する形になっていた。JR東日本の情報や実験用広告サンプルの静止画像を6分間隔で切り替えて表示する。電子ペーパーは、それぞれ改札下部と切符取り出し口手前の2箇所に設置され、改札室のパソコンから有線LAN接続で切り替え制御を行なう。