文部科学省は高校在学中に学習の定着の度合いを測るために導入する新たなテストについて、各学校が行っている定期試験や高校入試の問題などを収集してデータベースを作り、難易度が異なる複数のテストを用意するという案を示しました。 11日開かれた有識者会議で文部科学省は問題のイメージとともに、テストの作成方法の案を示しました。それによりますと、問題は基礎的な知識や技能を問うものが中心で当面は国語、数学、英語の3教科で行うとしています。また、全国の高校が行っている定期試験や実力テストのほか、各地の高校入試の問題なども収集してデータベースを作り、それらを組み合わせて難易度の異なる複数のテストを用意するとしています。 学校はその中から適切なレベルのテストを選び、生徒たちは1年生から3年生まで繰り返し受けることができるようにします。パソコンで解答したり、過去の成績と比較して学習の定着度合いを測ったりする仕組み