最尤法 Last modified: May 16, 2002 一致性,有効性,十分性を満たす最適推定量は,最尤法 により求めることができる。 母数が $\theta$ である母集団 $f ( \mathbf{x}\ |\ \theta )$ から,$n$ 個の標本 $X_{1}, X_{2}, \dots , X_{n}$ が抽出されたとする。 このとき,確率密度は(1)式で表せる。 \[ f(X_1 \ |\ \theta)\ f(X_2 \ |\ \theta)\ \cdots\ f(X_n \ |\ \theta) \tag{1} \] 今までは,母数 $\theta$ を持つ母集団から抽出された一つの確率変数 $\mathbf{x}$ が $X$ という実現値をとるとして,$f ( \mathbf{x}\ |\ \theta )$ を $\mathbf{x}$ の関数と見