企業の有機体としての価値〜ペンローズ効果とトービンのq 2007年12月28日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」は こちら) 前回は、投資の効率性を測る基準としてノーベル賞経済学者ジェームス・トービンの提出した基準「トービンのq」のことを解説した。それは、 (トービンのq)=(企業の株価総額)÷(企業の再取得費用) という分数で表された。このトービンのqは一般には1より大きくなければならず、1+α(α>0)と書ける。このこと及びトービンのq の定義式の意味は、 前回を参照してほしい。残る問題はこのαがいったい何であるか、ということだ。今回はそれについて理論的な解説を試みる。 一つの安定した企業、つまり生産設備の固定された企業がどのくらいの量の商品を生産するのが最適か、という問題については古典的な定番の分析があった。それは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く