とか言って、ハウ・ツー本みたいで恐縮です。 新規事業の策定の際は、いろんな方法で、どの事業に参入すべきか、というのを検討するのが常。 世の中にいろんなフレームワークもある。 その方法のひとつが、Sカーブの概念を使うこと。 私のいるコンサル会社はSカーブが昔から大好きで、80年代には本まで出しちゃってるくらいだから、私もSカーブ自体はかなり使ってきた。 けれど、これだけを使って新規事業への参入の可否を判断するってことはなかった。 ところが90年代にかなり研究が進み、Sカーブだけで判断することに、学問的な裏づけがされるようになってきた。 私の指導教官のUtterback先生の功績のひとつもこれ。 ということが、Sloanでイノベーションの勉強をし始めてわかってきたので、今日はそのことを書こうかな、と。 Sカーブとは、製品やサービスのパフォーマンス(記憶容量、とか、CPUの速さ、とか、便利さ、と