ラーメンと愛国 (講談社現代新書) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/18メディア: 新書購入: 5人 クリック: 371回この商品を含むブログ (95件) を見る 内容説明 なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか? いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。 僕も40年近く生きているのですが、この新書を読んでいて、ようやく自分が子供の頃の「ラーメン事情」を思い出したような気がしました。 いまから30年くらい前の僕にとっては、ラーメンは「サッポロ一番」を母親が家でつくってくれるものであり、たまにカップヌードルを食べたり、近所の中