※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。 人に指示をするときに大切なのは「自分が何を話したか」ではなく「相手が何を聞いたか」です。 人に指示をするというのは難しい技術です。指示をする、要求を出す、依頼する…どんな表現でもいいですけれど、要するに何かを人にやってもらう場面を想像してください。コミュニケーションが苦手な人は「自分が何を話したか」だけに気をつけてしまいます。 たとえば、こんなことを言った上司がいたとしましょう。 上司「Aの件は会社1と会社2に連絡してほしい。今日中に頼むぞ。そうだ、会社3にも連絡しておくことにしよう。Bの件もあわせて連絡してくれ」この指示をした上司は、 ・会社1と2にはAの件を今日中に連絡する。 ・会社3にはAの件とBの件を連絡する。と指示したつもりでいました。ところが、指示を受けた部下は次のように聞き取りました。 部下(今日中に、Aの件とBの件の両方
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