佐々木亮弁護士らの懲戒を請求する書類の束。ある封書には、幼稚な表現で「脅し」とも取れる言葉がつづられていた(撮影/写真部・大野洋介)この記事の写真をすべて見る 懲戒請求者とみられる人から届いた封書に入っていた、「外患誘致」と書かれた紙片を示す佐々木亮弁護士(左)と北周士弁護士(右) (c)朝日新聞社 ネット右翼に関するウェブ調査結果(AERA 2018年10月22日号より) 「ネット右翼」。過激な表現で排外主義などをインターネット上で発信する人々の呼称だ。多くが匿名の下に姿を隠していたが、その属性を明らかにしようとする研究や、法的責任を問う動きも出ている。 【図表で見る】ネット右翼に関するウェブ調査結果 * * * 「懲戒請求者は9000000000名ですからね」「朝鮮人学校補助金支給要求声明に賛同し、その活動を推進する行為は…(中略)…二重の確信的犯罪行為である」 書類をめくるたび、