お久しぶりです。 「最近の若者は○○だ、と良く言われる。 でも、そんなのは昔から言われてるんだ。」 と、良く言われる。 この「“最近の若者は~”論批判」とでも呼ぶべき言説は、それこそ「最近」よく聞かれるようになった気がする。(気がするだけかも。ちなみにケストナーの『エミールと探偵たち』(1929)には、「昔は良かった」という人に対して、エミールが「はいはい。いつでも昔はよくて、牛の頭でさえもでかくて良かったんですね」みたいに皮肉る場面がでてくる。でも「昔は良かった」という語りと「最近の若者はだめだ」は違うか。) まずは、ブログA(「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」)とブログB(「吹風日記」)を参考に、「最近の若者は~」論のソースを探る。 *長いので結論だけ言おう。 1.「見つからなかった」! 2.1876、1879年の新聞記事が暫定一位(てきとー) ■1部 ソース