面白かったは面白かった。なんか出来のいいゲームブックの一番いい展開というか正解ルートだけをひたすら読んでいるようなそんな感覚。文体が軽すぎるくらい軽いので読みやすすぎるというかんじがした。いいことなんだけど。あらすじ。夏休みに勉強しに母の実家がある兵庫県明石市大久保町にやってきた主人公はそこが西部劇よろしくガンマンの町であったので色んな騒動に巻き込まれていくっつう話です。まああんまりジャンルはよく解りませんけれども、ライトノベル界隈というのが大体このレベルであったらちょっと凄まじいなあと思った。まあなんか違うからハヤカワから再販されてるのかもしれないですけど。ものすごい衝撃的って感じではないんだけども、なんかちょっと違う感じの発想と文章が小気味よいといいますか。ちょっと違うのが面白いんですよな。正直いってくだらねえ…って思うところもあるんだけど、いつの間にか読まされているというか、なんか引
ウィンドバードさんの興味深い記事。非常に面白い切り口。 小説を読むとき、その映像を思い浮かべることができるか? 『小説を読むとき、その映像を思い浮かべる』って、『速読』に必要な技術ですね。 『映像を思い浮かべる』ことのできる人は、多分、速読をする下地を持っていると思いますので、 速読の本をいくつか紹介してみますね。 と、その前に、『映像を思い浮かべる』ことが何故、速読につながるのか説明してみます。 簡単に説明すると、文章を読むときの脳の動きはこうなります。 視神経が脳に『信号』を送る。 脳が『信号』を『画像』として認識する。 脳が『画像』を解読して『意味ある文字列』として認識する。 脳が『意味ある文字列』を『映像』に変える。親記事で言うところのGeneratorの仕事。 普通に読む人は『1→2→3』 映像に変換できる人は『1→2→3→4』 親記事の『小説を読むとき、その映像を思い浮かべるこ
俺の場合、そういった「文章から映像への変換」が全くできない。イメージがあることはあるのだが、いかにも端っこに「※写真はイメージです」と書かれていそうなものしかない。躍動感溢れる戦闘シーンを脳内で再生することなんてさっぱりできない。ライトノベルなら挿絵がついているが、それでもせいぜい、セリフを読むときに挿絵に描かれた人物の顔を思い浮かべるくらい。そういうわけで、たぶん小説読みの中には文章から映像への変換ができる人とできない人がいるのだろうと思う。まあ、それはそれとして。 2chのコピペにこういうのがある。 「本読み」という人種は 「Text→Image」Generator(生成回路)を脳内に形成している場合が多い。 即ち「最高の美少女」という文字を認識した瞬間に自分にとっての最高の美少女がImagingされる。 「正装して踊る1000人のパプアニューギニア・フリ族」と書かれただけで、その知識
Selected Entries 照れ照れしている子供を叱らないで (06/16) Categories WORKS (594) 講座 (236) game (153) BOOK (373) computer (23) iPhone&iPad (2) MOVIE (48) music (38) News Dig (23) PLAY (136) publication (52) web (20) web game (26) すごいよ! (45) カード (15) ゲームをつくろう (3) ゲーム実習 (14) コックリさん (11) 気になるの (109) 写真 (24) 日々 (128) 萌え発想 (32) Archives August 2017 (1) April 2017 (1) December 2016 (1) November 2016 (1) October 2016 (3)
「特盛!SF翻訳講座〜翻訳のウラ技、業界のウラ話」(大森望著・研究社)より。 【とくにジャンル小説の場合には、そのジャンルの読書量がものを言う。SFにはSFの、本格ミステリには本格ミステリの、ファンタジーにはファンタジーの約束事があり、それを知らずにいると、翻訳もとんちんかんなものになりがちだ。 たとえば翻訳ミステリなら、描写のフェアネス(読者に錯覚させるためのウソを地の文に書いてはならない)をきちんと理解して訳さないと、フェアなミステリがアンフェアなミステリになってしまったりする。 第二回本格ミステリ大賞を受賞した『乱視読者の帰還』(みすず書房)収録のクリスティ論「明るい館の秘密」で、若島正氏が明晰に指摘する『そして誰もいなくなった』(ハヤカワ・ミステリ文庫)翻訳上の問題点は、その典型的な例。クリスティが駆使する叙述トリックに翻訳者までひっかかってしまったために、小説を注意深く読めば論理
ミッションスクール (ハヤカワ文庫JA) 作者: 田中哲弥出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/05/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 70回この商品を含むブログ (137件) を見る田中哲弥7年ぶりの新刊は、ミッション系の学園を舞台に、なにやらとんでもないことがおこる、という連作短篇集。 シュールでとぼけたやりとりと予想するのが面倒くさくなる突拍子もない展開により、物語の意味はどんどん弾けていく。表題作「ミッションスクール」は、なぜか国際紛争が繰り広げられている学園を舞台に、国連諜報員の吹石雄作と彼のクラスメイトでありMI6の秘密諜報員でもある美少女・山岸香織のふたりがイラク軍のテロ活動を阻止するための極秘任務を開始する……というスパイ戦なわけであるが、これをスパイ戦と呼んだら怒る人間も多そうだ。「あたし生理はじまっちゃった!」バボーン! と発動する超能力ホラー「ポ
絵の超初心者ド下手くそ人間が、20日間絵を描いて感じたこと わたしは、「文の人」だ。絵を描くのは大の苦手。 そんなわたしが、ひょんなことから絵を描き始めた。 そうしたらおもしろくなって約20日間、なにがしかを描きつづけている。 未知の領域での挑戦は、発見が多い。 また、ここまで絵を描けない人間の挑戦は、あまりネッ…
タウ・ゼロ スポンサード リンク ・タウ・ゼロ 「 【星雲賞受賞作】 32光年彼方の乙女座ベータ星めざし、50人の男女を乗せて飛びたった恒星船〈レオノーラ・クリスティーネ号〉。だが不測の事態が勃発した。宇宙船は生れたばかりの小星雲と衝突し、バサード・エンジンが減速できなくなったのだ。亜光速の船を止めることもできず、彼らは大宇宙を飛び続けるしかないのか? ハードSFの金字塔。 」 SFはサイエンスとフィクションのバランスが肝だと思う。科学的であることにこだわりすぎて難解になると、物語性が失われる。物語性を追求すると、科学性がぼやけてしまう。ふたつの要素はトレードオフの関係にあるのだと思う。この作品は、両方を絶妙なバランスで均衡させた名作だと思った。 無限に広がる宇宙。永遠に続く時間。そして光速に近い宇宙船が遭遇する時間と空間の不思議。この作品は、宇宙の果てに思いをはせた子供時代の好奇心を呼び
漫画レビューの畑――自意識の栽培 「パーカー」に目覚める 石黒正数『響子と父さん』 野球マンガにおける点差 ひぐちアサ『おおきく振りかぶって』vol.14 承認のためか自己実現のためか 羽海野チカ『3月のライオン』 敗北感の描写がすごい 末次由紀『ちはやふる』 空気を読みすぎて疲れる 雁須磨子『いばら・ら・ららばい』 百合のマジック 秋山はる『オクターヴ』4巻 この結末はねーだろ 一条ゆかり『プライド』12巻 平介になりたい 青桐ナツ『flat』 南Q太の新境地 南Q太『ぼくの家族』 どうせセックスのことばっかり最近考えてますよだ きづきあきら+サトウナンキ『セックスなんか興味ない』 ファーストキス体験シーンが抜群によい 施川ユウキ『え!? 絵が下手なのに漫画家に?』 『このマンガがすごい! 2010』のアンケートに答えました ムダにエロいと思うが如何 藤子・F・不二雄『エスパー魔美』 子
「ハリー・ポッター」最終巻がウィニーで流出これは嘘ニュースです 全世界でベストセラーになっている小説「ハリー・ポッター」シリーズを出版している英・ブルーベリー社は4日、同社が2008年春に出版を予定している「ハリー・ポッター」の最終巻が、作者J・K・ローリングさんの私物パソコンから電子データとしてインターネット上に流出したと発表した。パソコンがウィルスに感染し、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」から外部に漏れたとしている。 流出したファイルは『ハリー・ポッターと悟りの書(Harry Potter and the book of enlightment)』(仮)で、約2040ページ、全62章分。流出原稿によると、ハリーは一日で一年分の特訓ができる魔法の部屋に入り、最強魔法「アルテマ」を会得する。地球の白人を全て安全な地球外惑星へと移住させたハリーは、魔王ヴォルデモートと一対一で
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