このエレベータのボタンを見た瞬間、これを作った会社が恐ろしい…と感じた。 単なる作業しかしていない。 設計した人は、はじめて使う人のことなど、何も考えずに図面を引いたのだろう。 製作した人も、図面どおりに造ることしか考えていない。 そして、この文字盤の装置をつけられた会社も、文句を言わないという鈍感さ。 はじめてきた人は、このエレベータのボタンを探す度に、どれだけストレスを感じるのだろうか? このようなプロダクトが、世の中に存在してしまう怖さに黙っていられない…。 そう、誰かが指摘しない限り、このような醜悪なデザインは、はびこりつづけるのだ。 いまだに、フロッピーの形をしている「保存ボタン」など メタファーの意味を履き違えている。 AドライブもBドライブもなく、Cドライブから始まる、ディスクデザイン。 いつまで、フロッピーディスクドライブ時代のデザインを踏襲しているのだろうか?そして、いつ