2012年4月11日のブックマーク (1件)

  • J's GOAL | J'sGOALニュース | 「必ず復興できる」ミハエル・ミキッチ(広島)のメッセージ

    3月12日、広島は鳥栖で練習試合を行った。福島第一原発が初めて水素爆発を起こしたことを知ったのは、その試合後のこと。緊急事態を報じるネットニュースを見ていた時、一人の男がスッと横に立った。ミハエル・ミキッチだった。 「大きな問題が起きているのか?」 シンプルな英語で尋ねてきた。うなずくと首を振り、視線を下に向けた。何度も何度も、首を振っていた。ショックを受けていたのは、明白だった。 被災を免れた広島は、大震災の後も練習を続けている。鳥栖との試合の後、1日の休日をはさんでまた練習だ。月曜・火曜と、ペトロヴィッチ監督は妥協なき2部練習を繰り返し、選手たちはそのトレーニングメニューと必死で向き合った。その中にはもちろん、ミキッチもいた。 彼は、地震とはまた違う、悲惨な状況を体験している。1991年、ミキッチが11歳の時に始まった、ユーゴスラビア紛争である。彼の故郷であるクロアチアの首都・