うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。現場で他者と出会い、自らの問題に向き合って「学び捨てる」ことが、新しい人々とのつながりを生み、新しい価値観を作り出すことにつながる。その小さな変化が誰もがもう少し生きやすい社会を作ることにつながっていく。それって素晴らしいし、実際やってみると楽しいこともたくさんある。だとしたら、やるしかない。 (斎藤幸平『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』KADOKAWA、2022) こんにちは。学校に閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法であると、私もそう思っているし、おそらくは授業力向上にもつながるので、先週、東京は品川区の中延にある隣町珈琲まで足を運んで、内田樹さんと斎藤幸平さんの対談「移行期を生き延びる思想」を聞いてきました。ちなみ
