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ブックマーク / www.nao.ac.jp (15)

  • 超新星の電波再増光が示す連星進化の道筋|国立天文台(NAOJ)

    M77銀河に出現した超新星2018ivc。左はハッブル宇宙望遠鏡が爆発直後に撮影した画像。右はアルマ望遠鏡による観測画像で、爆発からおよそ200日後(右上)と、およそ1000日後(右下)。Credit: 左:Based on observations made with the NASA/ESA Hubble Space Telescope, and obtained from the Hubble Legacy Archive, which is a collaboration between the Space Telescope Science Institute (STScI/NASA), the Space Telescope European Coordinating Facility (ST-ECF/ESA) and the Canadian Astronomy Data C

    超新星の電波再増光が示す連星進化の道筋|国立天文台(NAOJ)
  • M87銀河の中心の電波観測データを独立に再解析|国立天文台(NAOJ)

    今回の再解析で得られた楕円銀河M87の中心の電波画像。左上の図で示すブラックホール周辺の拡大図では、「コア構造」(中央下寄りの赤い円形部分)と「ノット構造」(中央右と右下のやや縦長な部分)が見られる。広域の図では、画像の右上に向かって伸びるジェット構造が見られる。なお、右端の赤い点はリアルな存在ではなく、画像を構築する手法によって引き起こされたものである(詳しくは論文を参照)。(クレジット:Miyoshi et al.) 画像(226KB) イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)が取得した楕円銀河M87の中心の観測データを独立に再解析した結果、異なる特徴を持った画像が得られたという研究が報告されました。観測データや解析手法を公開して、研究者の間で広く検討と議論を進めることで、より確からしい結果に近づけるという現代科学の研究プロセスの一環です。 2017年4月に国際共同観測プロジェクト

    M87銀河の中心の電波観測データを独立に再解析|国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2022/07/01
  • 双曲線軌道を描く天体の起源―恒星間天体か?それともオールトの雲からか?―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2020年1月17日 双曲線軌道を描く天体の起源―恒星間天体か?それともオールトの雲からか?― 研究の概念図。太陽系外起源の天体(赤)と、オールトの雲を起源とする天体(青)。後者は、木星質量程度の他の天体(白)の影響で極端な双曲線軌道を描く場合を表しています。(クレジット:国立天文台) 画像(3.9MB) 近年立て続けに発見された極端な双曲線軌道を描く天体は、太陽系外から飛来したと話題になっています。このような天体はほんとうに太陽系外起源の天体、つまり恒星間天体なのでしょうか。天体の軌道の進化と分布に着目した研究の結果、これらの天体は太陽系外起源である可能性が高いことが分かりました。 2017年に発見されたオウムアムア天体(1I/’Oumuamua)、2019年に発見されたボリソフ彗星(すいせい)(2I/Borisov)は、太陽系内の天体に比べて速度が異常に速く、極端な双曲線軌

    双曲線軌道を描く天体の起源―恒星間天体か?それともオールトの雲からか?―|国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2020/01/18
  • 通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明|国立天文台(NAOJ)

    現代社会では通信衛星や放送衛星によって、私たちは豊かな生活を送ることができます。衛星放送番組を日中で楽しんだり、米国のGPS(全地球測位システム)や日のQZSS(準天頂衛星システム「みちびき」)からの信号を携帯電話で受信することにより、自分の位置を正確に知ることができるのは、その例です。 一方、これらの衛星は太陽光を反射するため、天文研究用の可視・赤外線望遠鏡では「人工の星」として認識されます。さらに衛星と地上間の通信電波が、電波天文観測に影響を与えることもあります。このような状況から、国立天文台は天文観測環境を維持・保護するための活動を進めており、2019年4月1日に「周波数資源保護室」を設立したところです。 2019年5月24日、米国スペースX社は衛星通信によって世界中にインターネット接続サービスを提供するためのスターリンク(Starlink)衛星群の打ち上げを始めました。第1回目

    通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明|国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2019/07/09
    低軌道を網羅する各社の通信衛星が本当に実現されると桁違いの影響だからなぁ、反射低減策が求められるな。
  • 重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2017年10月16日 重力波天体が放つ光を初観測:日の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた― GW 170817の可視光赤外線対応天体。疑似3色合成画像は、すばる望遠鏡(zバンドを青)とIRSF(Hバンドを緑、Ksバンドを赤)のデータを用いて作られた。 画像(35KB) 重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 2017年8月17日、重力波を観測するLIGO-Virgo共同実験から、全世界の90を超える天文学研究チームに警報が送られました。重力波検出器が、重力波天体GW 170817からの信号を受信したのです。その信号は、2つの中性子星からなる連星が、らせん軌道を描いて合体したときに発せら

    重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2017/10/16
    やばい、ワクワクしすぎる。重力波天文学本格始動だ。
  • 生命がいるかもしれない惑星の“影”の観測に成功~将来の地球外生命探索への重要な足がかり~|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2016年11月28日 生命がいるかもしれない惑星の“影”の観測に成功~将来の地球外生命探索への重要な足がかり~ 研究成果の概要を表したイラスト。岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡と観測装置MuSCAT(左下、実写真)を使用して、地球に近い大きさと温度をもつ系外惑星K2-3d(左上、軌道の前方から臨んだ想像図)が主星(右上、想像図)の手前を通過する様子を、主星の減光現象として捉えることに成功した(右下、実データ)。 オリジナルサイズ(396KB) 自然科学研究機構 国立天文台、東京大学、自然科学研究機構 アストロバイオロジーセンターを中心とする研究グループは、国立天文台 岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡と系外惑星観測用の最新装置MuSCAT(マスカット)を利用して、生命がいるかもしれない太陽系外惑星「K2-3d」のトランジット現象(惑星が主星の手前を通過する現象、言わば惑星

    生命がいるかもしれない惑星の“影”の観測に成功~将来の地球外生命探索への重要な足がかり~|国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2016/11/28
  • 「スーパームーン」ってなに? | 国立天文台(NAOJ)

    「スーパームーン」という言葉は天文学の正式な用語ではなく、定義もはっきりしていません。そのため、「『スーパームーン』とは何か?」「次の『スーパームーン』はいつか?」等の問いには、答えを出すことができません。 「スーパームーン」とは定義がはっきりしない言葉 例えば「満月」という言葉には、「月と太陽の視黄経の差が180度になった瞬間の月」という、はっきりとした定義があります。(「視黄経」の意味についてはここでは触れません。)しかし、「スーパームーン」という言葉には、このようなはっきりとした定義がないため、それぞれの人が微妙に違う意味で使っているようです。多くの方は、「スーパームーン」という言葉を「とても大きな満月」くらいの意味で使っているかもしれません。 もちろん、大まかな話をしているときにはそれでまったく問題ないでしょう。しかし、「次の『スーパームーン』はいつか」など、多くの人の頭に当然浮か

    「スーパームーン」ってなに? | 国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2016/11/14
    国立天文台からのマジレス
  • 多波長観測で宇宙を読み解く | ギャラリー

    「すばる望遠鏡があるのに、どうしてアルマ望遠鏡もいるの?」そんなご質問にお答えすべく、このビデオクリップを制作しました。国立天文台は様々な望遠鏡を建設し、運用しています。宇宙誕生や進化の謎、星や惑星形成の謎を明らかにするために、あらゆる宇宙からのシグナルを観測しなければならないからです。可視光とそれ以外の波長の観測が教えてくれる宇宙の姿や天体の様子を紹介し、その意義を解説しているビデオクリップです。 文:生田ちさと(天文情報センター)

    多波長観測で宇宙を読み解く | ギャラリー
  • 今も温かい月の中~月マントル最深部における潮汐加熱~|国立天文台(NAOJ)

    中国地質大学などの研究者を中心とする国際共同研究チームは、月の地下深くに軟らかい層が存在すること、さらに、その層の中では地球の引力によって熱が効率的に生じていることを明らかにしました。これらのことは、月の中が未だ冷え固まっていないこと、そして地球が月に及ぼす力によって月の中は今も温められ続けていることを示唆しています。研究成果は、月周回衛星「かぐや」(セレーネ)などで精密に測られた月の形の変化を、理論的な計算による見積もりと比べることによって得られました。地球と月が生まれてから今まで、お互いにどのように影響を及ぼしながら進化してきたのか、研究はそれらを考え直すきっかけとなるでしょう。 惑星や衛星といった天体の生い立ちを明らかにするためには、天体の内部構造や熱的状態をできるだけ詳しく知ることが必要です。どのようにすれば遠方にある天体の内部構造を知ることができるでしょう?実は、外部から働く

    今も温かい月の中~月マントル最深部における潮汐加熱~|国立天文台(NAOJ)
  • 世界最速の天文学専用スーパーコンピュータ始動!|国立天文台(NAOJ)

    国立天文台天文シミュレーションプロジェクトは、天文学専用の新しいスーパーコンピュータを水沢 VLBI 観測所(岩手県奥州市)に設置しました。格的な共同利用運用は2013年4月1日から始まっています。新しいスーパーコンピュータは、クレイ・ジャパン・インクの大規模並列計算機Cray XC30システム(愛称: アテルイ)です。天文学専用のスーパーコンピュータとして、現時点で世界最速のシステムです。 大規模並列計算機 Cray XC30 システム(愛称: アテルイ) 理論演算性能は、導入時に502Tflops(注)で、2014年9月までに更新を行い、1Pflops(注)を超える予定です。アテルイは、情報通信研究機構が運用する高速ネットワーク回線を介して、奥州市にありながら国内外からのアクセスやデータ転送が容易になっています。アテルイではこれから5年間、かつてない大規模・高精度なシミュレーションが

    世界最速の天文学専用スーパーコンピュータ始動!|国立天文台(NAOJ)
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    star_123 2013/05/30
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  • 太陽系外惑星が作る「腕」の検出に成功|国立天文台(NAOJ)

    総合研究大学院大学の研究者を中心とする研究チームは、さそり座J1604星と呼ばれる若い星の周囲にある原始惑星系円盤をすばる望遠鏡を使って観測し、惑星が円盤に作る「穴」とその内部に伸びる「腕」構造を、直接撮像することに成功しました。 惑星は、若い星を取りまく円盤状のガスと塵のかたまりから生まれます。この円盤は「原始惑星系円盤」と呼ばれ、太陽のような恒星が生まれ成長するのと同時に自然に作られる構造です。円盤内で塵が集積して微惑星が形成され、微惑星どうしが合体衝突することによって惑星が誕生すると考えられています。このとき、惑星の材料である塵は円盤の外側にはまだ豊富に残るものの、内側では消失しつつあり、それが円盤内の穴として観測されます。つまり、この穴を観測することは、惑星誕生の謎を解き明かす鍵になると言えます。しかし、すぐ近くに明るい中心星があるために、円盤内側に存在する穴を観測で直接とらえるの

    太陽系外惑星が作る「腕」の検出に成功|国立天文台(NAOJ)
  • No.27 (2011年1月12日発行) 太陽観測衛星「ひので」が見た金環日食、ほか | 国立天文台 メールニュース

    国立天文台 メールニュース No.27 (2011年1月12日発行) 太陽観測衛星「ひので」が見た金環日、ほか 2011年1月12日 _____________________________________________________________________ 国立天文台 メールニュース No.27 (2011年1月12日発行) _____________________________________________________________________ 国立天文台のイベントや研究成果、注目したい天文現象や新天体発見情報 などを、メールでお届けする不定期発行のニュースです。 どなたでも無料でニュースを受け取ることができます。 ----------------------------------------------------------- もくじ ■太陽観測衛

    No.27 (2011年1月12日発行) 太陽観測衛星「ひので」が見た金環日食、ほか | 国立天文台 メールニュース
    star_123
    star_123 2011/01/12
    板垣さんと坪井さん、きりん座方向にある銀河に超新星を発見
  • | 宇 宙 図 |

  • 宇 宙 図 宇宙図の見方

    この「宇宙図」は、最新の研究にもとづく宇宙の姿を、私たち人間を中心にして描いたものです。縦方向には、人間からさかのぼって宇宙の誕生までの「時間の流れ」が、横方向には、宇宙の「空間の広がり」が表現されています。全体のラッパのようなかたちから、宇宙は生まれてからずっと、膨張(ぼうちょう)を続けていることがわかります。このような時空としての宇宙の物語に加え、宇宙の誕生や成長の物語、そして人間の材料となる元素の物語が、この宇宙図には盛り込まれています。 この宇宙図は、あなたがはるかな時間と空間を旅するためのガイドマップ。ですが、このガイドマップを読みこなすには、少し不思議な「4つのルール」が必要となります。「4つのルール」を味方につけて、あなたの眼で、宇宙の姿にせまってみてください。 ルール1宇宙を見ることは、昔を見ること 不思議なことに、地球から宇宙をながめると、そこに見えるのは昔の宇宙の姿です

  • No.514: 西山さんと椛島さん、いて座に新星を発見 | 国立天文台 アストロ・トピックス

    アストロ・トピックス No.514: 西山さんと椛島さん、いて座に新星を発見 2009年10月28日 福岡県久留米市の西山浩一 (にしやまこういち) さんと、佐賀県みやき町の 椛島冨士夫 (かばしまふじお) さんが、10月26日 (世界時、以下同じ) の観測 から、いて座に9.3等の新星を発見しました。 この天体は、10月26.439日と10月26.440日に焦点距離105ミリメートルのカ メラレンズ (f/4) を使用したCCD観測によって得られた2枚の画像 (限界等級 13.6等) から発見されました。お二人は同日、引き続き40センチメートル反射 望遠鏡 (f/9.8) を用いて観測を続け、5枚のCCD画像 (限界等級17.5等) から この天体の等級を9.3等と測定し、また以下の位置を得ました。 この天体の発見日時、位置 (10月26.455日の値)、発見等級は次の通りで す。 発見

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    star_123 2009/10/29
    西山さんと椛島さん、いて座に新星を発見
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