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ブックマーク / aspara.asahi.com (3)

  • aサロン_科学面にようこそ_ロケット開発ぐらつく

    東京科学医療グループ・行方史郎、佐藤久恵  ◇人材減り撤退企業も            国際宇宙ステーション(ISS)への無人補給船「こうのとり(HTV)」を乗せたH2Bロケットの打ち上げで、H2Aと合わせた成功率が95%になった。信頼性が高まり、宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は、打ち上げ市場で戦うための低コスト化に向け、次世代ロケットH3の技術検討に入った。開発を続けなければ人材と技術が保てない事情が背景にある。 「老齢化とまでは言わないが、とても若い人を投入できる状況にはない」 三菱重工業の大宮英明社長の説明に昨年6月、文部科学省宇宙開発委員会のISS特別部会は静まりかえった。 三菱重工業は、国からロケット開発を請け負い、技術者を育ててきた。ところが、ISSの日実験棟「きぼう」やH2B、HTVの開発が終わり、有人宇宙関連の設計技術者は2001年度に141人いたのが、08年度は58人

  • aサロン_科学面にようこそ_はやぶさの宝 砂だけじゃない

    はやぶさの宝 砂だけじゃない  [10/06/22] 東京科学医療グループ・東山正宜、小宮山亮磨、行方史郎 小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した。小惑星「イトカワ」の砂が回収カプセルに入っているかに関心が集まるが、大気圏再突入で将来の宇宙開発に向けた貴重な情報も得られた。喝采を浴びた奇跡の帰還、後継機の計画は安泰になったのか。 ◇耐熱材・方向修正技術でも実績   「すぐ近くにあるはずだ」。帰還から一夜明けた14日、宇宙航空研究開発機構と豪空軍はヘリでジグザグに飛び、もう一つの落下物を捜索していた。午後になってカプセルから約5キロ離れた場所で発見した。 カプセルを大気圏再突入の3千度の高熱から守った熱シールド(防護材)だ。パラシュートが開くと同時に外れて落下していた。 宇宙機構は、熱シールドの回収と分析をイトカワの砂と同等に重視する。どの程度の熱にさらされ、どれくらい溶けたかは重要な情報。宇宙

  • aサロン_科学面にようこそ_意義ある挑戦、「人類よ前へ」

    意義ある挑戦、「人類よ前へ」  [10/02/23] 司会 尾関章編集委員           構成 東京科学医療グループ・松尾一郎、東山正宜 なぜ人類は宇宙に挑むのか――。昨年3月から4カ月半にわたり、日人として初めて宇宙に長期滞在した若田光一さん(46)が、国際宇宙ステーション(ISS)で一緒だった米国、ロシア、カナダ、ベルギーの4カ国5人の飛行士とともに活動報告をするために来日し、16日、朝日新聞東京社で座談会をした。宇宙での暮らしぶりや宇宙開発の意義など、話は約1時間半に及んだ。 ◇忙しくても事は一緒に 尾関 宇宙での日常生活から、うかがいます。若田さんは以前、「ISSでは全員で事をとるようにしていた」と語っていましたが、どんな意味があったんですか。 若田 それは、ISSの司令官だったゲナディ・パダルカさん(ロシア)の方針でした。どんなに忙しくても、3度の事だけはなるべく

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